個人的メモ

メモ・記録・日記

瞑想とお金持ち

 

瞑想を始めて3カ月が経過した。

人生、不安や不満は少なく心が穏やかであればあるだけ良いと思っていて、そういう脳を作るのに瞑想が効果的だという情報を小耳に挟んだのである。瞑想を実行することに何か大きなお金がかかるだとか、専門のスクールに行かねばならないだとか、そんなことがあれば「胡散臭すぎる」と拒否反応も出るだろうけれど、必要なのはこの身1つ。かかるお金は0円。効果が出れば儲けもの、くらいの気持ちで瞑想をやってみることにした。

 

ネットに転がっている『呼吸を観察する』だったり『頭の中で図形を思い浮かべる』だったり『体をスキャンするイメージ』などなど、見様見真似でやっているのだけど、瞑想状態が成功した形がそもそも分からないので、上手くできているのか判断できない。瞑想体験者がよく言う「クラクラする」「頭がぼーっとする」という感覚はあるような気がするけれど、「心地よさで満たされる」は経験できたことがない。

 

瞑想を始める前と比べて実感できる違いは、イライラしている自分に気が付いて「深呼吸しよう」と意識することが増えたなってことくらい。根っこから穏やか人間にはまだなれていない。

だけど『覆水盆に返らず』という言葉があるように、イライラが顔や態度に出てしまうとそれはもう取り消せない。それがグッと堪えられているのだから、周りから見ると穏やかな人という評価には近付けているのかもしれない。周りの評価よりも穏やかな性格そのものが欲しいのだけど。

 

あとギャンブルを嗜んでいて気が付いた穏やかに過ごす秘訣がある。

先日、何を打ってもロクな当たりにならなくて、瞑想での微々たる成長では誤魔化せないくらいイライラしたのだけど、「お金はあるから大丈夫だ」と思い込んだらイライラが治まっていった。これは妄想だから現実は何ひとつ良い方向に進んでいないのだけど、お金を持っているという意識が心の余裕を生むことを体験した。つまりギャンブルで気が付いた穏やかな性格になる秘訣は、息を吸うのと同じくらい当然のこととしてお金を持っていると思えるくらいの『潤沢な資金を持つこと』である。まさにお金の余裕は心の余裕。

 

しかし考えてしまう。瞑想を極めるのと、潤沢な資金を作り上げること、どちらも難しそうだと。私が穏やかな人間に生まれ変わるまではまだまだ遠い。