個人的メモ

メモ・記録・日記

ネガティブが気が付いた、日常で楽しい時間を増やすコツ

 

年明け早々、風邪を引いて寝込んでいた。本当は自分で病院に行って薬を貰うのが良いのだろうけど、家にある親の薬で済ませる。年配者ってみんなそうなんだろうか。自分の親を「年配者」と呼ぶのはちょっと抵抗があるが、父も母も「ちょっと薬、多めに貰えます?」的なことを言って貰ってくるので、我が家には薬の予備が大量にある。幼い頃、祖母の家に行ったら、湿布やら塗り薬やらが大量にあったので血筋かもしれないけれど。

 

十数年振りに風邪を引いた娘を置いて、母は予定通り実家へ帰省。私は3日くらいで元気になったんだけど、元気になってからちょっとした興味で薬の成分を調べてビックリ。解熱剤だと信じて飲んでいたモノが何と痒み止めの薬だったのである。記憶では母親に「解熱剤はコレだから」と言われたモノを飲んでいたはず。母親が間違えて伝えて行ったのか、久々の熱でぼーっとしていた私が思い込みで間違えたのか。

とにもかくにも、解熱剤と間違えて痒み止めを飲んでいたのに不思議とダルさがマシになったりして。『病は気から』って本当なんだ…と。

 

 

新年早々、体調を崩していた私だけれども、最近の精神状況はすこぶる良いです。ちょっとでも人生を辛く感じないように生きていけるように瞑想をしたり、時に『左脳派じゃなく右脳派で生きれば良いらしいぞ』と真偽も効果も不明な事に片足を突っ込んだりしてきたけれど、すごく簡単な方法に出会ってしまったのです。

「明日、どんな楽しいことをしようかな?」って考えるだけ。

 

きっかけは夜布団の中で「明日起きたら、ずっと読んでいなかった漫画を引っ張り出して久々に読もう」と思ったこと。そう考えたら明日がすごく楽しみになった。ある日は頂き物のお菓子があることを思い出して、「帰ったら食べよう」と思ったら帰宅中もワクワクしちゃったりして。

 

ほら、デートなんかもさ、恋人と会っている時間だけがキュンキュンする時間なんじゃなくて、服を選んだりしているデートの前段階からもうドキドキしているワケですよ。

これと同じ原理かは知らないけれど、楽しいことを自分に予告するとワクワクしている時間がすごく長いぞ、と。

 

お菓子も漫画も別にわざわざ意識しなくたって消費できる。でも敢えて意識すれば、「人生つまんないなあ」ってぼんやり思っている時間を「楽しみだなあ」に変えてくれる。

あとこれの良い所は、自分がワクワクすることって意外と身近に沢山あるんだって気が付けるところですね。雨が続いていると天気予報の晴れマークを見ただけで「ついに洗濯が干せるぞ、ヤッホーイ!」って晴れの日が楽しみになったり (笑)

 

間違えた薬でも効果を発揮して「病は気からだなあ」なんて話から始まったけれど、楽しい日々だって意識次第、つまり気持ち次第ではないのかなあと。現に私はこういう考え方をしてから驚くほど楽しいわけなので…。