個人的メモ

メモ・記録・日記

セカストにて310円

 

セカンドストリートに服を売りに行ってきた。パンツ1着、T-シャツ1着、バッグ1個の3点。合計で310円だった。

カーッ厳しいなと思いつつも、メルカリで売り捌く勇気も出ないし、かと言って持ち帰ったところで再びクローゼットに仕舞いこむだけなので、310円とトレード。

 

査定を待っている間に店内をウロウロしていると、小学生のお小遣いにも満たない値段で売られている服がたくさん目に付く。もちろん高い物もあったけれど、900円や500円の値札が付いたコートがゴロゴロある。冬物は売れるだけ売ってしまいたいのかそこに50%オフだったり70%オフのタグが付いていて、そりゃ買取金額は310円だよなあとじわじわ納得感が増していく。

 

買い手としては好都合

 

とっくに古着ユーザーではあるんだけど、今はまだ一応「ウール100が良いな」とか「できれば日本製を」なんて一丁前に選んでいる。

 

生まれた時から好景気を経験したことがないからか、『貧乏になったら…』という起きて欲しくない妄想をよくするのだけど、先日のセカストでも脳内妄想劇場が開幕していた。

今回の演目では、セールを上手く使えばトータルコーディネートが1000円ほどで出来るので、将来被服費が苦しくて苦しくて仕方がなくなったら大いに活用させてもらおうという結末に。

買い取って欲しい立場からは厳しいけれど、買う立場からは有難い存在だ。

 

「古着がどうしてもダメ」というタイプの人は割と多いみたいなんだけど、私は全然平気なタイプで、これは数少ない鈍感で良かったこと、かもしれない。

古着に出会う前も、ちょっとでも安く買いたくて更なるセールを待っているうちに売り切れてしまう、なんてことがしょっちゅうだったので、ライバルが減るという点でも好都合だなあなんて思ったりする。

 

310円、貯めていつの日か古着を買っても良いし、おやつを買って癒されても良いな。タンスの肥やしにしておくよりはよっぽど良いトランスフォームだった。