個人的メモ

メモ・記録・日記

外国人へのお金のインタビューで感じる、自分からお金を学びに行く大切さ

 

投資や金融リテラシーに関して。

 

日本は諸外国に比べて金融リテラシーが低いと言われている。その原因は「金融教育がなされていないから」という意見が大きく、私もそうなのだと思っていた。

 

だけどこの動画を観て、その認識は間違っていたのかもしれないなあと考えを改めさせられた。

youtu.be

 

海外の国々では金融について学ぶ時間があったり、お金についてオープンに語れる空気感があるのだと思っていたけれど、「授業として学ぶ時間はなかったよ」「お金の話はあまりしないよ」と答える人の多いこと。お金の話題にはタブーっぽさもある模様。

 

そんな中でもアメリカ生まれオーストラリア育ちの女性は「給料明細を見せ合うわよ」と答えていて、外国の金融教育が進んでいるのではなく、”アメリカ”の金融教育が進んでいるんだなあと思った。

 

それでも『投資をしている』と答える人は多い。

金融リテラシーが育つ授業がないことも、お金の話がタブーなことも、日本と変わらないのに何が違うんだろうと考えた時に、厚切りジェイソンの言葉が思い出された。

 

これは厚切りジェイソンが対談で語っていたこと。

「日本では金融の授業がないから金融リテラシーが低いんです」という意見に『日本人は学校に頼りすぎている。家で教えるべきことはたくさんある』と返していた。

 

これは私もお金について学べない家に育っているから分からないんだけど、家計簿(お小遣い帳)の習慣とか?ただ出費をツラツラ書くんじゃなくて、用途まで考えてみるとグンと金融リテラシーが成長しそう。学校で使うシャーペンと漫画じゃ必要経費と娯楽費で違うもんね。

 

大学生になった時の1番最初の授業で教授が『大根1本とキャベツ半玉の値段を書いて提出して下さい、私が今日の帰りにスーパーで値段を見てきますから』ってクイズがあったことも思い出した。

その時に友人が「大根って300円くらいする?」って言っていて、当時は「それは高すぎるよ」ってゲラゲラ笑ったんだけど、今思うと身近なモノの値段を知らないと貯金さえも難しくて投資どころではないよね。

 

多くの国でそれほど金融教育がなされていなかったことが、実はちょっと希望だったりする。今未成年ほど若くなくとも、学ぶ意欲を持ち行動に移すことが手遅れではないのだと思えるから。

 

海外の人だって自分で勉強して投資の重要さに気が付いている。「国が教えてくれなかったから~」って他力本願すぎるのはいかんね。

 

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